【インタビュー】保育園・学童保育関係の方に受講の声をうかがいました(3)【L.E.T.ワークショップ】

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保育園・学童保育でお仕事をされている3名の方へのインタビュー企画、今回は最終回となる連載3回目の記事です。

今回は、「L.E.T.ワークショップとはご自身にとってどんなものになったか?」について、お話をうかがいました。

今回のインタビューのお相手

Aさん(女性、保育園 園長)
園長先生がお集まりになる場でゴードン・モデルのことをお知りになり、ゴードン・モデルのいくつかの講座を受講されたことがあります。今回、L.E.T.ワークショップをご受講いただきました。

Bさん(男性、学童保育 勤務)
ご家族のご紹介から、小学6年生のときに他の講座を受講されたのがゴードン・モデルとの出会いです。それ以降もいくつかの講座を受講されており、今回、L.E.T.ワークショップにご参加されました。

Cさん(女性、保育園 副園長)
モンテッソーリ教育を実践されている保育園にお勤めされています。園長先生がゴードン・モデルの講座を受講されたことから、今回、副園長であるCさんも受講されることになりました。

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続いて、L.E.T.ワークショップの受講を終えて、ご自身にとってL.E.T.ワークショップはどのようなものになったのか、ご感想を伺えればと思います。

(Aさん)

一言でまとめるならば「自分を見直し、振り返りながらも行き先を見つけていくことのできる指標」でしょうか。

1日の仕事を終えたとき、「今日は何ができたかなあ」と手元に置いてあるワークブックを見ながら振り返るようにしています。ワークブックを見直すと、1日の自分のコミュニケーションで不十分だった部分もがわかるので、「次回はこうしよう!」と考えることができます。

過去には立ち戻れないので、修復しているような感覚で、明るい希望が持てています。

(Bさん)

そうですね、何か自分が問題(困りごと)を抱えたときに、それを解決するためのツールがあるということが心の支えになっていると思います。

L.E.T.を学ぶまでは、何か問題が生じると出口の見えない感じがあり、不安を覚える場面もありましたが、L.E.T.を学んでからは、どんな問題が生じても「大丈夫だろう」という安心感を得られています。

また、学んだスキルをうまく使えない場面もありますが、スキルやツールを使えなかった時のリスクもまたL.E.T.ワークショップ内で学んで知っているので、それも安心感に繋がっています。

(Cさん)

私は「コミュニケーションをとる時の指針・指標」、もっといえば支柱のようなものになっています。

ゴードン・メソッドを知ったからといって自分の感情が変わるわけではありませんが、しかし、その感情を相手に伝える方法を知れましたし、相手の感情をいったん受け止めることができるようにもなってきています。

うまく使えない時もありますが、使わないことのリスクもまた知っているので、いざという時に確認しにいけるところがあると思います。

ありがとうございます。L.E.T.ワークショップで学ばれた内容が支えになっているというのは嬉しいです。それでは最後に、一言ずつコメントを頂戴しようと思います。

(Aさん)

はい、L.E.T.ワークショップには詳しいワークブックがあり、多くの内容が文章化されて載っており、明確さを感じました。これは、受講生にとっては自己学習しやすく、ゴードン・メソッドの全体像が理解しやすいので親切だと思います。

最近では、自分の園では「よかったらお話を聞こうか?」という言葉がけが文化になっています。そして、話を聞いているうちに、大人だけでなく子どもたちも自分で問題を考えるようになっていると思います。

その言葉がけから、先生たちの間でも、子どもたちとのやりとりの中でも、「話を聞いてもらうとなんとかなる」という雰囲気が醸成されていて、職場に安心感が生まれています。

L.E.T.ワークショップで学んだ内容を振り返りながら、この安心感が広まればと思います。

(Bさん)

私の学童では、例えば先生が子どもに対して注意をするとき、「(子どもの行動によって先生は)悲しい気持ちになったんだ」とか「先生は困っちゃったな」というような、「対決的I-メッセージ」のような言葉を耳にするようになりました。

私だけでなく、周囲の先生たちなど複数のメンバーがゴードン・メソッドを知っていると、互いにメソッドを使っていることに気づけたり、余裕が生まれたり、あるいはコミュニケーションのお手本にもなったりします。

実際に、子どもたちも無意識にI-メッセージを使えるようになっていると感じる場面もあり、子どもたちが自己開示する力を身につけていると思います。

対決的I-メッセージとは

相手の行動によって自分のニーズを満たすことができない時、この対決的I-メッセージでは3つの構成要素を含む私に関するメッセージを相手に伝えます。このスキルを使うことで、相手を非難することなく自分の思いを伝えることができます

*この説明文は、ライセンス会社であるセカンド・ウィンド株式会社ホームページより引用しています。

(Cさん)

L.E.T.ワークショップは概念的な話だけではなく、解説がわかりやすかったり、実例が多く載っていて実用的だと感じました。また、ワークショップの間には動画の教材もあり、その実演がリアルなのも学びの助けになりました。

組織内で複数の人がこのメソッドを知っていると、それが共通言語となり、組織内でどのようなコミュニケーションをとっていくべきなのか、作戦が立てやすいと感じています。

L.E.T.ワークショップで学んだ内容を、組織の中で活かしていきたいと思います。

(インタビューここまで)

さて、保育園・学童保育関係にお勤めの方へのインタビューを、3回にわたってご紹介してきました。

お三方からお話を伺っていると、それぞれの職場で複数人のメンバーが、L.E.T.ワークショップやその他のゴードン・メソッドに関する講座を受講していると、大人のみならずお子さんにまでコミュニケーション・スキルが広がっていることに驚きました。

職場や、園児や児童の方々がいらっしゃる空間が、情緒的雰囲気とも言える、絶大なる安心感に包まれた空間になっていく様子を伺えて感動しました。

このように、L.E.T.ワークショップは、相互理解・相互尊重による関係構築の方法を学んだり、対立と建設的に向き合うことができるプロセスを学んだりできるワークショップです。

L.E.T.ワークショップにご興味がおありでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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