はじめに
本日は春分。東京の街は沈丁花の香りが心地よい時期ですね。
3月9日(土)の午前中、L.E.T.についての説明会の第2回を開催しました。
既にL.E.T.を学ばれている方、初めてL.E.T.に触れる方、ゴードンメソッドに対してさまざまなフェーズの方にご参加いただき、私たちも気づきの多い豊かな時間が過ごせました。
参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
参加者の方からの感想
対立を信頼に変換していくアイデア、「問題の所在と責任」に対しての考え方、それらを自然に行為として体現する努力が必要だと感じた。
今こそ大人が変わるタイミングが来たな!と強く感じられた時間だった。
立場故に何でも解決するのがリーダーの手腕とされてきたが、そこにコミュニケーションの取り方の落とし穴があった。建設的な話し合いから遠ざかるということを実感した。
相手が話しやすい聞き方と、相手に理解されやすい伝え方で、本音のコミュニケーションをとる技術は、家庭でもその他の組織でも通用すると再確認できた。
ご参加いただいたみなさまの中でも気づきや学びがあったようで、とても嬉しくなりました。
一方で「企業の利益を追求するのか、人としてのインテグリティ(人間性)を大切にするのかコンフリクトがある」というご意見もあり、実際の現場だからこその葛藤もあるのだな、と感じております。
L.E.T.ワークショップとは
L.E.T.ワークショップは、「相手の思いの聞き方」「自分の思いの伝え方」「対立の解き方」と、とてもシンプルな内容を、具体的にメソッドを使ってみるロールプレイの時間を多く持ちながら展開されます。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
また、説明会(オンライン・無料)やワークショップは随時開催していく予定です。
スケジュールをお知りになりたい方は、こちらのページをご確認ください。
記載のない日程での開催についても、お気軽にお問合せください。
さいごに
「息をするかのようにこういった言葉が出せるようになれば…」
説明会の終わりに参加者の方がおっしゃった一言が印象的でした。
春風接人(しゅんぷうせつじん)と言いますが、自分自身の中に余裕を持つことで、他者への働きかけにも変化があるように感じます。
みなさまとご一緒できることを心より楽しみにしております。